ソーシャルの次ってなんだろう?

いろんなところでこの話が議論し始められてるんじゃないかと思う。
自分もなんとなく考えてみたりするわけだ。
 
様々なソーシャルネットワークサービスが提供されることで、
「つながり」という視点で見たときの広がりと多様性は、確かに
ソーシャル前より高まったし、深まったのは確かなはずだ。
 
それまでつながることがなかったような人達がつながって、
いろいろなコミュニティが群雲のように立ち上がってきているのは
普段のネット上での経験からも実感できると思う。さらに、キュレーション
というような視点から、人がつながることで生み出される価値を見つけ出し
新しい価値を意味付ける手法が様々な人達によって試されている。
 
ここまで見て、僕はつながりによって生み出されるその価値の、さらに
源泉になっているものってなんだろうと考えてみている。たぶんそれは
小さな個の力なんだと思う。
 
今までは、それこそその他大勢の中に埋もれて見出されることのなかった
小さくても強くて力のある個が力の源なんじゃないかと。小さな個が
浮かび上がることができる環境が整って来た、この5年くらいの間から、
この先の5年、10年は、そうした個の力を伸ばして強めるための仕組みが
求められるんじゃないだろうか。
 
今本人が気づいてなくても、ほんとはスゴい力を持った小さな個が
まだまだ世の中に埋れているはず。そういう個が気付きを得るための仕組み、
自分の力をさらに強められるようなものが必要なんじゃないか。
 
そういう個がもっともっと社会に浮かび上がれば、もっとステキな社会に
なるんじゃないかと漠然と思っていたりする。
 
抽象的な言葉しかまだ出てこない程度の浅い考えなので、これからもっと
具体的な「なにか」が出せるようにしてみたい。