Ubuntu 10.10(Maverick Meerkat)64bit上でArduino IDEを動かすまで

互換ボードが手に入ったので、AndroidADKを触り始めようとしている
のでついでにArduino方面のもろもろも色々覚えようかなぁということで、
まずはArduino IDEの設定から。
 
環境はUbuntu10.10(64bit)です。
 
本家の英語のGetting Startのページを参照すればさして難しくないかと思うけど、
一応自分の作業メモとして残しておこうかと。
 
ADKのボードがMega2560ベースなので、Mega2560に対応した環境を作りたい。
けど、標準のMaverickリポジトリから入れられるArduino IDEだとバージョン古いので
ArduinoがUnoやMega2560ベースのものなんかの新し目のボードだと、サポートしてない
と本家のサイトに書いてある。最新は0022らしいがMaverickリポジトリからだと
0018しかインストールできないらしい。一応2011/08/08の状態でも更新されてないか
確認してみた。

$ apt-cache show arduino | grep Version
Version: 0018+dfsg-4

 
ということで、やっぱり0018っぽいので、本家指定通りMaverickのバックポート
リポジトリから最新のやつを取れるようにする。デフォルトだとバックポート
リポジトリからはパッケージ取得されなくなっているはずなので、それを有効に
する。
 
Synapticからやるなら、Synaptic起動後に設定→リポジトリ→アップデートタブと
メニューをたどって、アップデートタブ内の「サポートされていないアップデート(maverick-backports)」
にチェックを付ける。その後、Synapticで再読込をかけるか、以下のようにaptコマンド
でアップデートをかけると0022がインストールできるようになる。
 

$ sudo apt-get update
$ apt-cache show arduino | grep Version
ersion: 0018+dfsg-4
Version: 0022+dfsg-1~maverick1

 
あとはSynaptic、aptコマンドどちらからでもよいがarduinoarduino-coreを
インストールする。Synapticの場合は検索からarduinoで探してチェックを入れて
適用ボタンを押下、aptコマンドを使う場合はいつもの通り以下の通り。

$ sudo apt-get install arduino arduino-core

 
無事インストールが終了すればアプリケーションメニューのプログラミングカテゴリ内
Arduino IDEが追加されているはずなので、そこからか、もしくはコマンドラインから
起動してみる。無事起動すればインストールは成功。
 

$ arduino &

 

 
バックポートリポジトリを有効にしたくない場合は、本家に書いてある通り、
必要な以下のパッケージを個々にdpkgコマンドでインストールすればOKなはず。

 
ということで、ボチボチいじり始めましょう。